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伊賀市収税課が市民税の分納で森永勝二市議から「不当な働きかけ」を受けたとする問題で、市議会は政治倫理条例に違反したと判断し27日、今井由輝議長が森永議員に文書による厳重注意を行おうとしたが、森永議員が拒否した。森永議員への処分は宙に浮き、議員活動をめぐる今回の問題は今後も論議を呼びそうだ。
この問題は、森永議員が7月、市民税を滞納していた知人と収税課を訪問。滞納税の分割納付や給与の差し押さえなどをめぐり、議員と職員3人の交渉が2時間あまり続いたことが発端。市は8月、強引な要求などを防止するため平成17年に制定した要綱に基き、初めて記録票を作成して今井議長に通知。市議会は、森永議員の言動が「働きかけに」あたるかどうかを判断するため、9月に政治倫理審査会(田山宏弥会長)を設置し、6回の審査を通じて収税課職員や森永議員などから聞き取りを進めていた。
同課職員は、森永議員の「こんなもの払わなくていい」などとした発言が「働きかけ」と感じたと証言。森永議員は発言自体を否定し「職員は詳細な説明をせず一方的な対応だった」と弁明するなど、主張が対立。政倫審の審査では、一部の委員から「市民の立場に立った議員の活動を制限することにもつながる」として決定を危惧(きぐ)する声もあった。また、「審査結果に責任が持てない」として6人の委員のうち1人が辞任する場面もあった。
政倫審は最終的に、森永議員の職員への言動は「解明できない」とする一方、「職員に対して同じ内容を繰り返し、2時間半を超えたやりとりは客観的、公平公正の観点からみて職務を著しく妨げたことが明らか。一定の倫理基準を超えている」と判断。文書による厳重注意が相当とする報告書を26日、今井議長に提出していた。
森永議員は「議員活動として当然のことをしただけ。議会は(この問題で)市民の立場で対応したとは思えない」と主張。今井議長は「政倫審で公平公正な判断がなされたと確信している」としている。今後は、議会運営委員会を開いて取り扱いを協議する方針。
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(2010-10-31) |
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伊賀市、庁舎設計プロポーザルの公告を中止 |
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伊賀市の新庁舎建設計画に絡み、同市は13日付で公告したプロポーザル方式による設計業者の公募を中止すると、22日発表した。公告に対して市議会からは、これまでにもプロポーザル審査委員の人選などで異議が出されていた。市は今後、学識経験者などから委員の補充を行い、改めて公告したいとしている。
プロポーザル方式は、庁舎建設に際し公募などで業者から設計の企画・提案を受け付け、その中から設計業者を選ぶ手法。
同市は参加基準などを定めた要綱をもとに、角田康一副市長を委員長とする審査委員6人を選定した。
しかし、市議会からは「庁舎建設は百年の計であり、慎重に業者を選ぶ必要がある」として、委員の中に学識経験者や市民代表が含まれていない点を指摘する声が上がっていた。また、同市が議会に報告した翌日に公告したことをめぐり、議会内からは「議会軽視だ」とする声が高まっていた。 |
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(2010-10-25) |
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サンピア伊賀:きょうからハロウィーン企画 |
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◇何キロかな?−−“ぴたり賞”に同量の新米
伊賀市西明寺のヒルホテルサンピア伊賀が、巨大カボチャの重さ当てクイズを23日から始める。ぴったり当てた人には抽選で、カボチャと同じ重さの伊賀産新米をプレゼントする。
ハロウィーンに合わせ、初めて企画した。市内の農家から提供を受けた巨大カボチャを、温泉棟2階の食堂に設置し、応募用紙も備える。自由に持ち上げられるが、100グラム単位まで当てる必要があり、正解者が複数いた場合は抽選。外れた場合も新米5キロが当たる。31日まで。サンピアは「1人でも多く挑戦を」と来場を呼び掛けている。
また、11月1日から30日までは、「いい夫婦」の語呂に合わせて入浴券(750円)が2人ペアで1122円、食事付き入浴券が1人1200円で購入できる。問い合わせはサンピア(0595・24・7000)へ |
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(2010-10-25) |
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上野天神祭:初日 400年の歴史漂う楼車飾り |
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約400年の歴史を持つ上野天神祭(国指定重要無形民俗文化財)が23日、伊賀市の中心市街地で始まった。初日の宵山では、楼車(だんじり)を所有する9町がそれぞれ、楼車に提灯(ちょうちん)をともし、色鮮やかな車体が夜の闇に浮かび上がった。
この日午前、だんじり会館(上野丸之内)に展示されていた楼車3基などが運び出され、伊賀鉄道伊賀線の踏切を越えて各町に戻った。各町では、胴幕の飾り付けなどの準備に追われていた。歩行者天国となった銀座通りや本町通りには所狭しと屋台が立ち並び、祭の雰囲気を盛り上げていた。
24日午後には「足揃(あしそろ)えの儀」があり、三之町通りを鬼行列が練り歩く。最終日の25日が本祭で、9基の楼車や印、鬼行列が1日かけて中心市街地を巡行する |
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(2010-10-25) |
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ススキ:銀色に染まる丘−−青山高原 |
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伊賀、津両市境に広がる青山高原で、一帯に群生しているススキが、深まりゆく秋を告げるように、見ごろを迎えている。
同高原・やすらぎの丘周辺は、ススキの白い穂が、辺り一面の丘陵地を埋め尽くしている。白い穂が柔らかな陽光に映えて、時折、銀色を帯びる光景が幻想的な雰囲気を醸し出す。ドライブ中の行楽客らが、車から降り立ち、巨大な風車をバックに、カメラに収める姿も見られた |
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(2010-10-17) |
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文化審答申:芭蕉ゆかりの建造物指定ヘ 俳聖殿を国重文に |
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◇「観光、もてなしの出発点に」
国の文化審議会(西原鈴子会長)が15日、伊賀市所有の俳聖殿(上野丸之内)を重要文化財(建造物)に指定するよう文部科学相に行った答申。県内からは今回、唯一答申に含まれ、松尾芭蕉ゆかりの建造物が指定を受けるのは市内で初めて。【伝田賢史】
俳聖殿は1942(昭和17)年、松尾芭蕉の生誕300年を記念し、地元の衆院議員だった故・川崎克氏が私財で建造した。木造桧皮(ひわだ)ぶきの2層の塔建て。下層は八角、上層が丸型で、旅笠を模した屋根など、芭蕉の姿を表している。内部には伊賀焼の芭蕉翁座像が安置されている。昭和、大正期の記念建造物で木造和風建築は珍しいといい、08年に県有形文化財の指定を受けている。
10月12日の芭蕉の命日には俳聖殿前で毎年芭蕉祭が営まれ、国内外から集まった献詠句が奉納される。このうち、特選句などが書かれた懸額は永久保存される。
国重文の指定を受ける見込みとなり、市内からも喜びの声が上がった。芭蕉翁顕彰会理事で、毎年5月の芭蕉関連イベント「旅の日ウオーク」の実行委員、中村修さん(72)=緑ケ丘本町=は「夏以降に俳聖殿を含めた語り部活動を始めており、『自分が生きているうちは(重文指定は)無理かもしれないが』と説明していたので感動した」と喜んだ。「芭蕉祭のときだけ内部を開くのではもったいない。広くオープンにしたい。観光やもてなしの出発点として期待しているし、責任も感じている」と話した。
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(2010-10-17) |
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伊賀の芭蕉顕彰シンボル、俳聖殿重文に 文化審 |
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国の文化審議会が15日行った答申で、県内からは伊賀市上野丸之内の「俳聖殿」が重要文化財に指定するよう答申された。松尾芭蕉の生誕地にある顕彰シンボルとして、芭蕉の旅姿を表現した、しなやかな外観が特長の建物。指定されれば、県内の昭和期の建造物としては旧賓日館(伊勢市)などに次ぐ重文となる。
◇
俳聖殿は、衆院議員だった故川崎克氏が昭和17年、上野公園内に私財を投じて建設した。高さ19メートル、幅15メートルの木造の重層八角堂で、下層部は法隆寺の夢殿を参考にした八角堂、上層部は円形になっている。
上・下層にある桧皮葺(ひわだぶき)屋根は、上層が芭蕉がかぶった笠、下層は蓑(みの)を着た芭蕉の姿を表現。その独特な外観が、市民や観光客に芭蕉を印象づけるシンボルとなっている。八角堂内には川崎氏が自ら伊賀焼で焼いた陶製の芭蕉座像があり、芭蕉の命日(10月12日)に毎年開く「芭蕉祭」で公開される。
国重文への答申を受けたのは俳聖殿と約50メートル離れた木造の門。大正・昭和の記念的建造物の多くが鉄骨製の中で、木造としてこれほど規模の大きいものは珍しく、近代和風建築としても注目を集めていた。
建物は川崎氏が創設した伊賀文化産業協会が管理してきたが、平成16年に市へ寄付された。市民の寄付などを集めて檜皮の葺き替え工事が行われ、20年3月には市文化財から県文化財へと格上げされていた。
今回の答申について、同協会の専務理事として俳聖殿を約30年間管理してきた前出絢嗣さん(83)=同市槙山=は、「屋根葺き替えの大事業など苦労の連続でした。かつて県に何度も文化財指定をお願いしたが、国の重文となれば、本当にうれしい。感無量です」と喜んでいる。 |
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(2010-10-17) |
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23日から上野天神秋祭 Tシャツで盛り上げよう |
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伊賀市の秋を彩る「上野天神秋祭」に向け、同市のNPO法人アイ・コラボレーション伊賀が、祭りに繰り出すだんじりや鬼行列をプリントしたTシャツとエコバッグを作った。祭りが始まる23日から、同法人の丸之内事務所(同市上野丸之内)で販売する。
同市観光協会が保有するだんじりの写真や、市内の画家が描いた「ひょろつき鬼」などをもとに、画像処理ソフトなどでパソコンに取り込んでプリントした。Tシャツは長袖で1枚2500円。7色の生地から好みの色と図柄を選んで印刷する。エコバッグは1袋500円。
同法人はホームページ作成やパソコン教室などを手がけており、これまでにも伊賀の名所イラストなどをパソコン処理したカレンダーを製作してきた。上野天神秋祭をモチーフにしたのは初めてで、居附和幸理事長は「まちの活性化と伊賀の観光PRにつなげたい」と話している。 |
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(2010-10-17) |
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居酒屋で傷害容疑 |
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伊賀署は8日、傷害容疑で伊賀市服部町、無職、山下昭夫容疑者(45)を逮捕した。逮捕容疑では、山下容疑者は7日午後10時25分ごろ、同市小田町の居酒屋で、同居中の飲食業の女性(42)の頭を包丁(刃渡り24センチ)で切りつけ、後頭部に全治1週間の切り傷を負わせたとしている。容疑を認めているという。同署は金銭をめぐるトラブルとみて詳しく調べている。当時、居酒屋には2人しかいなかった。 |
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(2010-10-11) |
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交通事故死ゼロを目指す日 幼稚園児ら安全誓う |
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「交通事故死ゼロを目指す日」の30日、伊賀市上野丸之内の桃青の丘幼稚園で「交通安全の集い」が行われた。園児たちが祖父母に反射材のタスキを贈るなどしながら、交通安全を誓い合った。
同幼稚園が伊賀署などのチャイルドシート着用推進モデル園に指定されていることから、同署や伊賀地区交通安全協会などが集いを開催。約180人の園児とその保護者らが集まった。
5歳児の園児たちが、親や祖父母に向かって「私たちは交通ルールを守ります」などとメッセージを暗唱。警察官の制服を身につけた6人の「子ども警察官」が祖父母に反射材のタスキをかけ、全員で歌を披露した。また、同協会女性部の4人が交通安全をテーマにした創作ぬいぐるみ劇を演じ、交通安全を呼びかけた。
伊賀署のまとめ(29日現在)では、今年は2185件の交通事故が発生し、前年同期より3人多い7人が死亡。うち4人は歩行中や自転車通行中での事故だった。 |
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(2010-10-03) |
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車売却詐欺で男2人を逮捕 |
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伊賀署は25日、詐欺と有印私文書偽造、同行使の疑いで住所不定、無職、房川真弘容疑者(32)と、伊賀市八幡町、同、中原英記容疑者(41)を逮捕したと発表した。
逮捕容疑では、2人は6月26日夜、同市西高倉の自動車置き場で、自動車リサイクル業の男性(45)=鈴鹿市=に他人名義の自動車20台を見せながら販売契約を持ちかけ、男性から現金20万円をだまし取るとともに、その場で領収書を偽造して手渡したとされる。
同署によると、房川容疑者は「生活費を得るためにやった」と容疑を認め、中原容疑者も大筋で認めているという。 |
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(2010-09-26) |
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入浴客300万人突破「伊賀の国 大山田温泉さるびの」 |
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伊賀市上阿波の「伊賀の国 大山田温泉さるびの」の入浴者が25日、300万人を突破した。同温泉はこの日、300万人目の入浴者となった滋賀県大津市一里山の看護師、塩崎貴代さん(35)家族に伊賀の特産品を贈るなどして、記録達成を祝った。
同温泉は平成11年4月にオープンし、年間20万人の入浴客を迎えている。300万人達成を前に、市の指定管理者として運営する大山田温泉福祉公社が今回、初めて達成日を当てる記念キャンペーンを実施していた。
塩崎さんはこの日、2人の娘と実家の両親の計5人で訪れた。番台の前で300万人目となったことが告げられ、くす玉を割った塩崎さん家族は「びっくりしました。数年ぶりに来ましたが、うれしいこと。これからも来ます」と笑顔。同公社の山村伯二理事長から伊賀肉ステーキの食事券や伊賀米、菜種油セットなどがプレゼントされた。また、塩崎さんの前後の入浴者に前後賞が贈られた。同公社は、記念キャンペーンでこの日の達成を当てるなどした30人に、伊賀の特産品を贈ることにしている。 |
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(2010-09-26) |
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庁舎建設積立金の凍結を 付帯決議を可決 |
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伊賀市議会予算特別委員会は十五日開き、市が九月定例会の一般会計補正予算案に、市役所新庁舎建設の積立金十五億円を計上したことに対し、安本美栄子委員(維新の会)が、予算執行の凍結を求める付帯決議を提出。賛成多数で可決した。二十四日の本会議で採決する。
新庁舎建設について市は、全面新築の場合、総額約六十億三千万円掛かるとし、「定期的に資金を積み立てたい」としていた。一方で市議からは「予算を医療問題に向けるべきだ」「新庁舎建設を推し進める市長の手法が強引だ」などの声が上がっていた。付帯決議は「医療問題を最優先に考え、緊急な政治的判断と財政的措置が求められる。民意を反映した積立金であるべき」と指摘している。
付帯決議に法的拘束力はないため、市は同定例会に提出している市庁舎建設基金の設置条例が可決され次第、資金の積み立てを進めたい方針だ。 |
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(2010-09-17) |
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上野天神祭:先頭の楼車は「桐本」 9基巡行、菅原神社で籤取式 |
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伊賀市の秋の風物詩、上野天神祭(10月23〜25日)で巡行する楼車(だんじり)9基の順番を決める籤取(くじとり)式が9日、伊賀市上野東町の菅原神社であり、上野東町の「桐本」が今年の先頭に決まった。
今年7月の火災で拝殿を全焼したため、境内に設けられた仮設テントで実施。神事に続き、楼車を所有する市内9町の代表がくじを引いた。1番くじを引いた上野東町の祭礼部長、久保文一さん(63)は「(火災で)開催を心配をしたこともあったが、感無量。菅原神社の地元として不思議な縁を感じる」と話した。
また、高田喜博宮司(72)は「火災の翌日から祭の開催を心配する声を次々といただいていた。皆さんに喜んでもらえるよう、めげずに例年以上に盛大にできるよう頑張る」と話していた。【伝田賢史】
2番以下は次の通り。
(2)魚町(紫鱗)(3)向島町(鉄英剣鉾)(4)西町(花冠)(5)鍛冶町(二東)(6)中町(其神山葵鉾)(7)新町(薙刀鉾)(8)福居町(三明)(9)小玉町(小蓑山) |
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(2010-09-11) |
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伊賀市庁舎:「現在地で新築」は7人 建て替え反対の2団体 |
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伊賀市の市庁舎建設計画で、建て替えに反対する2市民団体が9日、全28市議に実施したアンケート結果を公表した。市の方針と一致する「現在地で全面新築」と回答した市議は7人で、団体側は「市の計画が必ずしも民意を反映していないのでは」と主張している。
実施したのは「伊賀の建築文化を考える会」(滝井利彰代表)と「『先人の思いを街づくりに』の会」(岡本栄代表)の2団体で、庁舎建設の是非など9項目を質問。今年7〜8月に郵送で実施し、24市議から回答を得た。
庁舎建設についての質問では、新築が19人▽現庁舎を改修が4人▽さらに議論が必要1人−−となった。新築と回答した市議のうち、場所については現在地(上野丸之内)が7人、県伊賀庁舎(四十九町)周辺が6人、などとなっている。
市庁舎建設への自由意見では、「新市の象徴として新築が必要」「一方的な事業の進め方は改めるべき」などの意見があった。滝井代表らは「市庁舎の歴史的価値について議論が尽くされていない。事業を急ぐ必要はないのでは」と話した |
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(2010-09-11) |
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中年男性が水死 三重県伊賀市・高倉川 |
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7日午前10時35分ごろ、伊賀市東高倉の高倉川で全裸の男性の遺体が浮いているのを近くの人が発見した。伊賀署が8日に司法解剖を行ったところ、水死とわかった。男性に目立った外傷はなく、同署は何らかの状況でおぼれたとみて、身元を調べている。
同署によると、男性は年齢40歳以上、身長151センチ。入れ歯で口の周りに無精ひげが生えていた。川の周囲にズボンや帽子、靴が散乱しており、同署は男性との関連を調べている |
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(2010-09-09) |
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医師確保、市の危機感低い 伊賀市議会、議員が指摘 |
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8日開かれた伊賀市議会の一般質問で、空森栄幸議員(爽風ク)が医師不足に悩む市立上野総合市民病院の対応について質問。病院側が医師確保のため県外の内科医5人と交渉しながら1件も成立していないことを明らかにし、市の危機意識の低さを指摘した。
空森議員によると、交渉は大阪の医療コンサルタントを介して昨年12月以降、再三行われ、内科の常勤・非常勤医師10人程度が紹介された。これについて野口英敏・病院事務長は、非常勤を希望する医師4人と常勤可能な1人と面談したと答弁。非常勤では病院側と医師側の希望曜日が異なったため不成立だったとし、常勤については医師の都合で断られたと説明した。
空森議員は「コンサルタントは病院側に危機感が感じられないと言っている」と指摘。内保博仁市長は「こういう結果に終わり大変残念。医師には市の意気込みを感じてもらうことも大事であり、意識の転換が必要」と答弁した |
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(2010-09-09) |
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仕込み水でサイダー 「大田酒造」 「ニンジャーエール」発売 |
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伊賀市上之庄の「大田酒造」(大田尚子社長)は三日、同酒造の仕込み水を使ったサイダー「ニンジャーエール」を発売した。伊賀上野の忍者と「ジンジャーエール」を掛け合わせたネーミングで、伊賀上野をPRしたい考えだ。企画担当の大田智洋さん(43)は「そのまま飲んでも同酒造の地酒『半蔵』を割ってもすっきりとした味わいに仕上がった」と話している。
昨今、全国各地で「地サイダー」が流行していることを知った智洋さんが、今年六月に発案。同酒造が仕込み水として使っている軟水の井戸水を、桑名市江場中野町の清涼飲料メーカー「鈴木鉱泉」に運び、商品化した。パッケージは「伊賀流生姜(しょうが)炭酸飲料」と記すなど、昔ながらのデザイン。味もやや辛口で、「大人の雰囲気に仕上げた」(智洋さん)という。
初回生産は五千本。同酒造の商品取扱い店や市内の土産物売場などで販売するほか、市内の飲食店にメニューに加えてもらうよう呼び掛けている。三五〇ミリリットル瓶で一本二百十円。問い合わせは同酒造=電話0595(21)4709=へ。 |
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(2010-09-04) |
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知人の納税めぐり市議が2時間「働きかけ」 |
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伊賀市が記録票通知 市議会、全員懇で審議へ
納税をめぐり不当な働きかけを市議から受けたとして、伊賀市収税課が「職務を執行させないように迫る行為」として市議会に記録票を通知したことがわかった。知人の市税滞納分約8万円の分納が変更されたことに対する話し合いで市議の行為があったという。市が強引な要求などを防止するため平成17年12月に制定した「職員に対する働きかけに関する取扱要綱」に基づく初めての記録票作成だが、市議の行為が問題かどうか市議会は2日、会派代表者会議を開き全員懇談会で審議することを決めた。
◇
記録票などによると、市議は7月15日に市税を滞納中の男性と収税課を訪問。職員が給与差し押さえ相当額を基準に算出した分納額が必要となることを説明したが、市議は「基準は公平でない」「議会で取り上げる」などと発言したとされる。市議によると、男性は生活困窮から分納していたが、市は昨年度から給与収入に応じた分納の基準を変更していた。
同課は、交渉が2時間にもおよび3人の職員がかかり切りとなったことなどが要綱の「職務を執行させないように迫る行為」と判断。藤森尚志収税課長ら市幹部は「どう説明しても理解してもらえなかった」としている。これに対し、市議は「払わねば差し押さえると、職員は脅し口調だった。圧力を加えたつもりはなく、議員活動として当たり前のことをした」と見解の相違を強調している。
この問題で、市議会は政治倫理条例に基づき対処する方針を確認。条例の「議員が個人または特定企業・団体のために有利な取り計らいをしない」などの倫理基準違反かどうか全員懇談会で検討するが、市議らから「働きかけの定義が明らかでない」「安易な対応は議員活動を縛る」などの声もあり、どう結論づけるか注目されている。
この問題について地方自治に詳しい辻山幸宣・中央大大学院客員教授は「個別の救済にかかわるのが正当な議員活動かどうか疑問。議員が疑問に感じたことは、議員間の自由討論の場である政策討論会で解決すべきではないか」としている。 |
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(2010-09-03) |
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伊賀 「新庁舎予算を医療対策に」 市民ら議長に請願書 |
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伊賀市民十三人でつくる「伊賀上野まちづくり市民会議」(滝井利彰議長)は二十七日、市役所新庁舎の建設計画を一時凍結し、予算を医療問題の対策に向けるよう求める請願書を、今井由輝議長あてに提出したことを明らかにした。提出は二十七日付。九月定例会で、産業建設常任委員会に付託される予定。
請願書は、今年三月、市内の女性が二時間以上かかって到着した搬送先の病院で死亡した問題や今月、伊賀、名張市内の三総合病院が夜間の二次救急を担当できない「空白日」が生じたことに触れ、「救急医療体制が崩壊し、市民の命が守れなくなったという深刻な事態に陥っている」と指摘。市庁舎建設などの大規模事業を一時凍結し、予算を医療問題に向けるよう求めている。
二十七日に記者会見した滝井議長は、「ハコモノ行政で多大な税金が投入されている。税金を医師確保など医療問題に向けてほしい」と語った。 |
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(2010-08-28) |
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上野城跡の発掘調査 江戸時代方式の石垣発見 |
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伊賀市教育委員会は二十八日、昨年六月に上野商工会議所ビル跡地(同市上野丸之内)で見つかった上野城跡の現地説明会を開く。二十六日、報道関係者対象の説明会があり、発掘の状況が公開された。
公開されたのは、外堀の石垣で高さ約二・五メートル。市教委生涯学習課によると、明治時代に積まれたとみられるが、一部に「布積み」と呼ばれる江戸時代の建設方式を発見。同課は「崩れて外堀に沈んでいた江戸時代の石を、明治時代に積み直したのでは」と分析している。また、文献などから同所にあったとされる東大手門の遺跡は見つからなかった。明治時代の旧上野署建設で、解体されたとみられるという。
上野城跡は、上野市駅前再開発計画をきっかけに、昨年六月、同市上野丸之内の三カ所で発見された。うち一カ所は、発掘が終了し、埋め立て済み。外堀は慶長十三(一六〇八)年に入国した藤堂高虎が、本格的に整備したとされる。現地説明会は参加費無料。午前十時半から。問い合わせは同課=電話0595(22)9681=へ。
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(2010-08-27) |
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庁舎建設基金に15億円 伊賀市が上程議案 |
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伊賀市は二十五日、市議会九月定例会に提案する議案を発表した。約二十億三千五百万円を増額する、平成二十二年度一般会計補正予算案を含む計三十議案。
主な事業は、市役所新庁舎の建設基金の設置など。積立金として十五億円を計上している。全面新築の場合、総額約六十億三千万円かかる見込みで、市は「今後、できるだけ多く積み立てたい」としている。
また、市元総務部長=詐欺罪などで実刑判決=が、納付手続きの代行を装い、現金をだまし取った事件に絡み、市内の男性が元総務部長を通じて住民税を支払ったとして提起した民事訴訟の和解金として、約一千三百万円を計上している。
補正予算案はこのほか、「しらさぎ運動公園」(同市下友生)の整備事業として、五千百八十万円▽新居小学校(同市西高倉)の校舎と体育館、神戸小学校(同市上神戸)、大山田中学校(同市平田)の耐震補強の設計業務料として、五千九百万円▽口蹄(こうてい)疫対策で配布した消石灰の購入費二百六十八万円―など。
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(2010-08-26) |
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産廃最終処分場:許可更新申請 住民ら反対訴え |
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伊賀市長田の産業廃棄物最終処分場に不法投棄されていた問題を巡り、処分場を建設した「城南開発興業」(同市)が営業許可の更新を県に申請したことを受け、地元住民らは19日、県庁で記者会見し、許可を出さないよう県に訴えた。住民らは26日、伊賀市の内保博仁市長と県庁を訪れ、野呂昭彦知事あての要望書を提出するという。
処分場は同社が1979年に設置、埋め立て許可容量は約33万5000平方メートルで、05年にほぼ満杯になり、搬入を中止した。だが、その後のボーリング調査で、廃棄物から基準値を超える鉛などの有害物質が検出されたほか、投棄できない木くずが見つかった。このため、県は同社が提出していた処分場の増設申請を不許可とした。
住民らは政府の公害等調整委員会に調停を申し入れ、一度は調停案の合意に至ったが、その後、「産業廃棄物搬入の禁止条項が盛り込まれていない」と住民側が反発し、今年7月に決裂した。処分場の営業許可は10月に切れる。
廃棄物問題ネットワーク三重代表理事の吉田ミサヲさん(79)は「住民の生活が脅かされている。木津川の源流を守っていかねばならない。許可更新はあってはならない。業者からの謝罪はなく、県の指導も怠慢だ」と批判した |
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(2010-08-20) |
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レジ袋の辞退率 伊賀88%、名張で92% |
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伊賀、名張両市はこのほど、一昨年七月から両市内のスーパーなどで実施しているマイバッグ持参運動について、店頭でレジ袋を断った人の割合(レジ袋辞退率)を発表した。それによると、昨年七月―今年六月までのレジ袋辞退率は、伊賀市で88・70%、名張市で92・25%。両市は目標としていた八割以上を達成したが、いずれも前年同期比で0・64%減少する結果となった。
レジ袋有料化は平成二十年七月一日から開始。伊賀市内の十七店舗、名張市内の十四店舗で実施している。レジ袋を希望した消費者に対し、一枚につき五円、一部のドラッグストアでは二円を負担させている。
昨年七月―今年六月までのレジ袋削減枚数は、伊賀市で約八百十一万六千枚、名張市で約九百十八万五千枚。両市は今後も有料化を続ける方針。 |
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(2010-08-18) |
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夏遊び自然体験:田んぼで大航海 |
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伊賀市西湯舟の農事組合法人「伊賀の里モクモク手づくりファーム」で15日、夏休み特別企画「夏遊び自然体験」として「田んぼで大航海〜子ども船長になろう」や「ザリガニ釣りに挑戦」などが行われ、多くの家族連れなどでにぎわった。
田んぼで大航海は、ファーム内にある水田にゴムボートを浮かべ、2人1組で全長50メートル、幅2メートルのコースを竹のオールをこぎながら進む。子供たちは額に汗しながら、自然を満喫していた。
「チャレンジ」を主題にファームが今年初めて企画した催しで、他にも「いかだに挑戦」や「水鉄砲で遊ぼう」など、今月31日まで楽しい催しが続く。問い合わせは、同ファーム(0595・43・0909)。 |
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(2010-08-16) |
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白鳳梨:おいしいナシに 直売始まる |
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伊賀市羽根の白鳳梨(なし)生産組合(中垣友宏組合長、16人)で9日、「幸水」の直売が始まった。今月末ごろに品種が「豊水」に代わり、9月下旬ごろまで出荷が続く。
同組合が、上野城の愛称にちなみ「白鳳梨」のブランドで販売している。選果場では、農家やアルバイトら約30人がベルトコンベヤーの前に立ち、大きさ別に手早く箱詰めしていた。県内や大阪方面へ計250トンを出荷する。中垣組合長(44)は「春に低温が続いて出荷量は少なめだが、梅雨明けに晴天が続いて糖度が高く、昨年より間違いなくおいしい」と自信をみせる。
選果場隣の直売所では、1袋(3〜7個入り)500円で販売しているほか、箱入りも用意している。問い合わせは同組合(0595・21・5862)へ |
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(2010-08-12) |
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